こんにちは!じゅんです。
今回は伊藤洋一さんが書いた「1分で話せ」という本を要約していきます。
この本は最強のプレゼン方法をレクチャーした本であります。
ですが、プレゼンだけでなく
- 日常会話
- 上司との会話
- メールや文章の書き方
などにも応用することができます。
「話すのが苦手・・」
「話してもなかなか相手が理解してくれない・・」
というような悩みを持っている人の解決策になる本だと思います。
そんな話すことに特化した「1分で話せ」という本を、今回は特に大事だと思った3つ大事な点をご紹介していきます。
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【結論】結論から話せ!

結論が結論というちょっとややこしいかもしれませんがご容赦を。笑
はい。結論から話すのが一番いいんです。
なぜかと言ったら、単純に聞いている人に負担をかけないからです。
例えば、ある先輩が部下に「今日の新商品の提案についてどう思う?」みたいな質問をしたとします。
ここで部下が「新商品は悪くはないのですが、売れるかどうかわからないですし、かといって今さら新商品をなくすのかはどうかと・・」と言いました。
これを聞いてあなたが先輩だったらどう感じるでしょうか?
「ん?結局君は何が言いたいんだ?」って思うのが普通だと思います。
もしこれが結論から言うタイプの別の部下だったらどうなるか?
「新商品の提案に僕は賛成ですね。ただ今日の提案だと売り方に問題があるのでそこを改善すべきだと思います。」
結論から先に言ったことで、何が言いたいのかスッと頭に入ってきたと思います。
これが結論から言う強みなのです。
結論から伝えることで先輩は「あ、こいつは新商品に賛成なんだな」という意志を分かってくれるのでその後の会話にも理解が深まります。
結論から言わないと、最初から賛成なのか反対なのかハッキリしないので相手が混乱してしまいます。
なんだか当たり前のことを言ってるように思えますが、これができている人結構少ないです。
プレゼンや会議を聞いてると、「この人、結局なにがいいたいんだ?」って思うことがあります。
3段ピラミッドを作る

結論から話す、と言うことを伝えましたがそれだけでは相手を納得させることができません。
なぜなら、「〜に賛成です!」だけだと次に相手は「なんで賛成なの?」と理由が気になるからです。
つまり結論を言ったら、その後は「理由」が必要になるのです。
そして理由を言ったら次に具体的な例をあげるのです。
まとめると、
- 結論
- 理由、根拠
- 具体例
という3つの構成になります。これが伝えるための3段ピラミッドになります。
結論、理由、具体例の3段ピラミッドが合わさって始めて「相手に伝わる」ことができるようになるのです。
ではなぜ結論、根拠、具体例の順番で話すのがいいのか?
それは人間の脳は、論理で納得して感情で行動する生き物だからです。
先ほどの3段ピラミッドでいうと、まず結論と根拠で論理づけます。
例えば「今日は雨が降るみたいだ。だから傘を持って行こう」これが結論と根拠の論理づけです。
次に具体例です。具体例では感情を伝えることができます。
「今日は雨が降るみたいだ。だから傘を持っていこう。天気予報で雨だと言ってたしな」という感じです。
具体例までいくと、相手の感情に訴えることができるのです。
話す言葉はスッキリと簡単にを意識する
話すときの言葉は、できるだけスッキリかつ簡単な言葉で話すように意識しましょう。
簡単な言葉で話すと、多くの人に伝えやすくなるので聞き手にとってありがたいです。
隣の上司は知っている言葉でも、向こう側の社員には知らない言葉があるかもしれません。
知らない言葉が出てくると相手は「今、なんて言ってたんだ?」と考えてしまってその後の会話を聞いてくれなくなってしまいます。
なので、伝えるときはカンタンな言葉にして伝えるのがベストです。
この本では「中学生でも理解できる言葉」で話すのが効果的と書いてあります。
また、いくら中学生でも理解できても回りくどい言い方は避けるべきです。
例えば「基本的には」です。
「基本的にはそのやり方で大丈夫です」
「そのやり方で大丈夫です」
どちらも通じますよね?
人というのは、長い話に集中できない生き物です。
なので、削っても問題ない言葉はできるだけ削ってカンタンに伝えるのが相手にとってもありがたいのです。
まとめ:話が上手くなりたい方はぜひ読んでみて!
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まとめです。
- 結論から話せ
- 3段ピラミッドを作れ(結論、根拠、具体例)
- 言葉はスッキリかつ簡単に
もしプレゼンやトーク力を磨きたい方は、本にもっと具体的なテクニックが書かれているのでぜひ読んでみてください。
ということで今回は「1分で話せ」という本を要約しました。
⬇︎のリンクからは僕が読んだ本のアウトプットした記事があります。カテゴリーの「読書」の欄です。
どれも役に立つような本ばかりなので合わせてご覧いただけると嬉しいです。